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暇人のバイブル

人生は退屈との戦いなのです

未成年、飛田新地を歩く(京都までヒッチハイクで旅してきたpart3)

 今回の記事は『京都までヒッチハイクで旅してきた』シリーズのpart3です。

過去記事は以下を参照ください。

 

前回までのあらすじ

ヒッチハイクで大阪に到着した私は金銭的な問題から新世界で野宿をする。無事に朝を迎え、新世界の空気を満喫する。

parallel16.hatenablog.com

 

parallel16.hatenablog.com

  

 

 

AM9:00

油の匂いと、酒の匂い、ここで時を過ごした人々の匂い。

その雑多な香りと、ツンとした朝の空気が混ざり、”新世界”が動きだすエネルギーがつくられていく。私はここでしか味わうことができないこの空気を味わおうと、大きく二度、息を吸った。

 

新世界のとある床屋が慌ただしく開店の準備を進めていた。

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頭部が異様に大きなアメリカ人形、上下ベージュのジャージーを身にまとったおじさん、カット代金は700円だ。

”洗練”とは程遠いこの雰囲気、それがこの街が日夜多くの人々を集める理由だろう。

 

 

 

AM10:00

一晩を過ごした新世界に別れを告げ、向かった先は飛田新地。日本最大級の遊郭である。もちろん、未成年である私は実際に遊ぶつもりは毛頭ない。たかだか400m四方の空間に男と女が集まり、そして交じりあう。そんな場所をこの目で見ておきたかった。

 

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新世界の目抜き通り、ジャンジャン横丁を南へ進む。さすがにこの通りに日中夜商いを続ける体力は残っていないようだ。多くの店が、激しい夜の代償を払うかのように眠りについている。いまにもいびきが聞こえてきそうなほどに。

 

 

AM10:30

長く、くたびれた通りを左へ入る。細い路地を抜けると、そこに広がっていたのは、飛田新地だった。

 

『春』『楽山』『千華』

それらしき店の看板が整然とぶら下がっている。想像していた、猥雑とした風俗街たる光景との乖離に思わず驚いた。ネオンサインや赤提灯などはどこにも見当たらない。

 

それもそのはず、この地は表向きは風俗街ではなく飲食街であり”訪れた客”と”料亭の仲居さん”が店の二階で自由恋愛をするという営業方式をとることによって警察による摘発をくぐり抜け、今日までそのすがたを留めてきたのだ。その知恵によってこの一帯の風景は守られてきたのだから、敬服するほかない。

 

本当は写真を撮ってこのブログに載せ、みなさんにこの雰囲気を味わっていただきたかったが、残念ながら撮影は禁止されていた。みなさんもここを訪れる時はくれぐれも写真撮影をしないようくれぐれも気をつけてほしい。

 

はたしてここに男の浪漫がつまっているのか?気になるところではあるが法律的にも、金銭的にも、私が実際に確かめることは不可能だ。先の記事で書いたポルノ映画館同様、成人したら是非訪れてみたい。

 

 

part3はここまで。次回にもご期待ください。

  

 

 

 

 

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大阪、新世界で野宿した話(京都までヒッチハイクで旅してきたpart2 )

暇人高校生が東京から京都までヒッチハイクで行ってきた話のpart2です。
part1は以下を参照ください。

 

parallel16.hatenablog.com

 

 

 

2月23日 PM6:50
近藤さん(大阪まで乗せていただいたトラックドライバー)と別れてから、私は道頓堀へ向かった。その途中、私は考えた。
今日はどこに泊まろうか。

こんなに順調に、まさか出発から9時間で大阪まで来るとは思っていなかったので、宿は予約していない。

そもそも
23日 東京発。サービスエリア泊
24日 京都泊(予約済み)
25日 同上
26日 京都発。サービスエリア泊
27日 東京着

というスケジュールを見込んでいたので京都で2泊する分のお金しか持ち合わせていない。
この時点での所持金は¥13800。ここから京都での2泊分の宿代¥6800が引かれるので、実質所持金は¥7000である。

この¥7000から残り4日の食費、交通費、京都での拝観料を捻出しなければならないという非常に厳しい状況。
大阪でホテルに泊まる余裕などどこにもない。

 


しかたがないので大阪では野宿することにした。
もちろん人生で野宿など一度もしたことはない。不安はあったが、これも良い経験だろう。
そう自分に言い聞かせながら道頓堀へ向かう。

 

 


PM7:10
道頓堀に到着。

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平日だが、かなりの人で賑わっていた。ここで、大阪まで来られたという事実を噛み締める。大いなる達成感がわいてくる。しかし、旅はまだ始まったばかり。油断は禁物だと自分を諌める。

 

道頓堀周辺をぶらぶらした後、無性に通天閣が見たくなったので、通天閣のふもとに広がる”新世界”と呼ばれる場所へ向かうことにした。道頓堀から新世界までの距離は約3km。電車を使えばあっという間だが、お金がないのでここは歩くことに。

 

 

 

PM8:00

新世界に到着。

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うーん。この混沌とした”THE・下町”といった雰囲気がたまらない。

 

しばらく歩いていると串カツ屋の客引きが声をかけてきた。

『お兄さん、串カツどうです?串カツ?本場の味はちがいまっせ!』

 

腹はぺこぺこだったし、本場の串カツを食べてみたかったが、なんせお金がないのでここはぐっとこらえる。

 

しかし空腹はすでに最高潮に達していた。さすがに何も食べないわけにはいかない。何か安く、¥300くらいで満足に食べられる店がないか探して回る。

 

しばらくすると、”ジャンジャン横丁”といういかにもチープな飲屋街へたどり着いた。これはかなり期待できそう、と思った矢先、かけうどん一杯160円の店を発見。

(これなら食える!)

 

そう思った私は迷うことなく入店。そしてかけうどんを注文。

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たった160円だが、コシがあってとても美味かった。

 

 

 

 

PM9:30

腹ごしらえも済んだので次は寝床探し。再び新世界をぶらぶらと探索する。

 

道中にポルノ映画館を発見した私。日本にまだこのような建物が残っていることに興奮した。個人的にはこの映画が気になった

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タイトルは『巨根VS巨乳〜倒錯した塔愛〜』

 

男根と対決するのは膣ではないか?という疑問はあるが、それよりもサブタイトルの〜倒錯した塔愛〜が気になる。塔愛とはいったいどんな愛なのだろう。また、さりげなく韻をふんでいるあたりもそそられる。

そして通天閣のふもとなのになぜかポスターに描かれているのは東京タワー。ツッコミどころ満載である。狙ってボケているのか?そうじゃないのないのか?それすらも分からないあたりが好きだ。

ストレートで品性のかけらもないネーミングにも好感が持てる。成人したら観に行こうと固く誓った。

 

 

 

この映画館の近辺で野宿できそうなスペースを発見。人通りも少なく、絶妙に奥まったところにあるので、深夜徘徊の警察官に見つかるリスクも少ない。今晩の宿はここに決まった。

 

リュックサックを枕に寝転がってみると、アスファルトの冷たさがひしひしと伝わって来る。だがしかし、これに耐えねばこの旅の成功はない。そう思いひたすら寒さに耐え、必死に眠ろうとする。

 

"眠る”ということに力を注ぐなんてめったに経験できる事ではない。そうポジティブに考え、前向きな気持ちで床に入る。

何事もポジティブに捉えることが旅を楽しむコツだと個人的には思う。

 

PM11:00

就寝体制に入ってから30分

旅の疲れもあるから、どうにか寝られるだろう。

この考えがいかに甘かったか、身を以て痛感した。寒すぎて寝れないのである。気温は4度。眠れないのは当然といえば当然かもしれない。

 

リュックサックからありとあらゆる衣類を取り出して着込むことにした。

ヒートテックを2枚、セーター、パーカー。

ルックスはダルマみたいになってしまったが、おかげでかなり暖かくなった。特にヒートテックの効果は絶大だった。文明の発達に大いに感謝しながら再び寝床へ。

 

 

 

AM7:00

起床。全くもって熟睡はできなかったが、どうにか4時間くらいは眠れた気がする。

 

 

 

朝の新世界。大阪の誇る一大観光地も、さすがにこの時間は人影がまばらである。昨夜の盛りが嘘のようだ。

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朝食は昨晩と同じくかけうどん¥160。美味しいから問題はない。

 

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写真は朝のジャンジャン横丁。オールで飲んだのであろう酔っ払い達がうろうろしていた。

そんなに酔っ払うほど嫌な事でもあったのだろうか?それともただ単に酒が好きなのか?

すれ違う酔っ払い一人一人にも彼らが生きる”人生”がある。それはどんな人生なのだろう。波瀾万丈の人生か、それとも平凡な人生か、。そんな事を想像するのが旅の醍醐味だったりする。

 

 

 

今日はここまで!part3にもご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

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京都までヒッチハイクで旅してきた

 

  1. エピローグ
  2. 人生初のヒッチハイク
  3. 運ちゃんとの出会い
  4. これが人生

 

 1、エピローグ

現在東京の某高校に通っている私(高2)。

 

毎年この時期になると、大量の中学生が高校入試を受けるために我が高校に押し寄せてくる。そのため入試準備から本入試、採点まで含め高校生は5日間学校と部活が休みとなる。

(世間の高校生はこれを”入試休み”と呼ぶ)

 

まっとうな高校生はこの休みを勉強に当てたり、恋人同士で千葉にあるネズミの国に行ったりするのだが、勉強意欲もなければ彼女もいない私は当然だがやることがない。つまり暇なのである。去年の入試休みは、河川敷で拾った流木をピッカピカになるまで紙やすりで磨いちゃうぐらい暇だった。

 

 

去年の二の舞になることは避けたい、、、そう思った私。いろいろ考えた結果、どこか遠くへ旅に出ることにした。

 

前の記事で述べたが、私は世界を旅することに強いあこがれを抱いている。

 

parallel16.hatenablog.com

インド、ミャンマー、トルコ、クロアチアetc...行きたい場所は山ほどある。

中でも前から行きたいと思っていたキューバに強く惹かれた。

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ってことで行き先はキューバに決定。航空券とホテルの手配を進めていたが、ここで母からペアレントストップがかかる。『海外、ダメ、ゼッタイ。』それが母の基本方針。詳しい情報は何一つ持っていないのに海外は危険だという固定観念に囚われ続ける44歳は軽蔑に値するが、冷静になって考えてみると往復20万円を超える航空券代を捻出する財力は私には全くない。悔しいがキューバあきらめるほかない。

 

 

 

また去年のようにダラダラと過ぎ去る時間を呆然と眺める5日間となってしまうのか、、、絶望しかけていた私を救ってくれたのは最寄駅で見かけた一枚のポスターだった。

 

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『そうだ、京都、行こう』でおなじみのJR東日本のポスターである。

 

このポスターを見た瞬間、私は思った。『そうだ、京都、行こう』。

(見た人を一瞬で京都に行く気にさせるJRの企画力はさすがだが、今回の旅で私はJRに1円も落としていない笑。ごめんよJR笑)

 

そんなわけで旅の行き先は京都に決まった。この時点で入試休みまであと三日。いそいで新幹線とホテルの予約へとりかかる。が、ここで新たな問題が発生する。お金が足りないのだ。所持金は15000円。私の住む東京から京都まで、往復新幹線代だけで20000円はかかるのでどう頑張っても節約のしようがない。キューバはおろか京都にすら行けない金額である。(逆になんで所持金15000円でキューバに行こうと思ったのか、不思議でしょうがないが)

 

しかし、である。

新幹線代さえかからなければ、15000円で、決して贅沢はできないが十分京都を満喫できるではないか。

 

 

では、どのようにして新幹線代を削減するか?

私の出した答えはヒッチハイクだった。

 

 

こうして私の”東京京都間、高校生ヒッチハイク一人旅プロジェクト”が始動した、、、

 

 

 

 

 

 2、人生初ヒッチハイク

2月23日AM9:00

私は東京の東名高速道路用賀インターチェンジの目の前のマクドナルドにいた。

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ここのマクドナルドの前はヒッチハイクの聖地”としてヒッチハイカー達に崇められている場所らしく、今回はそれにあやかってこの場所からヒッチハイクをすることにした。

 

天候は雨。険しい旅の行方を暗示しているかのような天気にビビってしまう私。

なかなかヒッチハイクをする勇気が出ない、、、

 

 

 

AM9:30 

ついに覚悟を決め、道に立つ。

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スケッチブックに堂々と踊る”静岡"の二字。

(いける、いけるぞっっっっっっっ!!!)

謎の自信が身体中からわきでてくる。これが聖地のチカラなのだろうか。

 

 

 

AM9:40

目の前で1台の赤ベンツが止まる。

『熱海までしか行かないけど、乗っかる?』

『はい!ぜひおねがいします!』

開始からわずか10分でヒット。聖地のチカラ、はんぱないっす。

 

乗せてくれたのは都内で獣医をされている男性。推定年齢は50歳。漫画「20世紀少年」のマルオに似ているので文中以下マルオさんと呼ぶ。

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マルオさん『いやーヒッチハイクの人乗せるの初めてだよ。』

私『ほんとですか?マルオさんの初めてになれて嬉しいです!』

マ『そりゃーどーもどーも笑。今いくつなの?』

私『17歳です!』

ま『え、ずいぶん大人っぽいねー。目的地はどこなの?』

私『京都目指してます!』

ま『おー。京都までは送れないけど笑。海老名SAまで送ってあげるよ』

私『アリガトゴザマス。』

 

 

こんな感じで会話が弾んで行く。

ヒッチハイクの心配の一つに車中で会話が続かないかも、、ってのがあったけどヒッチハイクしてるってだけで向こうがいろいろ質問してくれるれるからその心配は無用だと思う。

 

 

この後も

私『めっちゃいい車乗られてますねー乗りごごち最高です笑』

ま『でしょ笑1000万したからね笑』

私『い、いっせんまん。すごーい。』

ま『でも、この車も明日下取りに出しちゃうから、今日がラストランなの笑』

 

超高級車のラストランにご一緒させてもらってなんだか感慨深い気持ちになった。

 

そうこうしているうちに海老名が近付いてきた。もうマルオさんともお別れか、と思っていたらまさかの海老名SA通過。

 

『かわいそうだからちょっと足のばして足柄まで送ってあげるよ笑』

私『ええ、いいんですか?ありがとうございます!!』

 

初っ端から人間の優しさが沁みる、、、

 

 

AM10:45

足柄SAに到着。マルオさんともついにお別れ。人生最大級の感謝の辞を述べて車を降りた。

 

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足柄SAは温泉なんかもあったりして結構たくさんの人がいた。これは次の車もスムーズに捕まるんじゃないか?と期待を膨らませる私。

 

小腹が空いたので売店で肉まんを買って食べた。うまい。

 

 

3、運ちゃんとの出会い

AM11:15

小休止を挟んだのちヒッチハイク再開。

スケッチブックに『浜松方面』と書いてSAで1番車通りが多い場所に立つ。

 

 

AM11:45

30分ほど経った頃、目の前に、一台の大型トラックが止まった。車体のいたるところに、いかにも不良っぽい青や金色の派手な装飾が施されている。中からこれまたいかにも不良っぽい兄貴が顔を出して私にこう言った。

 

兄貴『おう!にいちゃん!乗っけたるよ!ほら、はよ乗れや!あ、車内ちょっと汚いけど勘弁な!ガッハッハッッハォーー』

 

平和な町で生まれ育った私、ゆえに不良耐性がついていない。それにこの兄貴、めちゃくちゃコワモテである。イメージ的には俳優の小沢仁志さんを若くした感じ。トラックのキャビンの高いところから見下ろされているのも相まってとんでもなく怖く見えた。

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一瞬、誘いを断るという選択肢が脳裏をよぎったが、それはそれで殺されそうだったので、超ビビリながら乗せて頂くことにした。

 

兄貴『いやー。長旅ごくろう!お、にいちゃんコーヒー飲むか?これ、さっきもろうてんけど、こうみえてワイ、ブラック飲めんねんwwww意外やろ?ガッハッハハァっっっーー。そういや目的地聞いとらんかったな?どこまで行くんや?え、京都?京都かー。大阪までは行くんやけど、京都は通らへんなー。いやー堪忍堪忍ww。でも、京都なんて寺ばっかでなんもおもんないで?大阪で串カツ食ってから京都いっても遅くはないやろ?ほな、ワイが責任持って大阪まで連れてったるわ!よろしくたのむでー』

 

乗った瞬間から怒涛の勢いでしゃべり倒され、完全に会話の主導権は相手側へ。その流れで目的地がなぜか京都から大阪へ変更されてしまった。まあ、通天閣とか見ておきたいスポットは大阪にもあるので特に問題はないが、いやはや、関西人はんぱない。

 

その後はお互いに自己紹介タイムへ。乗せていただいたのは大阪で運送業をやられている近藤さんという方。妻子持ちの49歳←見た目は35って言われても納得しちゃうくらい若々しい。ヒッチハイカーを乗せるのはこれで3回目とのこと。まったくもって悪い人ではなさそうで一安心。むしろ善人オーラ出てた。顔は完全に悪人だけど笑。声がめちゃくちゃデカくて聞き取りやすい。会話も弾みに弾んだ。

 

 

 

PM12:30

新静岡SAで昼食休憩。近藤さんは五目焼きそばを、私は中華丼をチョイス。近藤さんいわく、ここ数年でSAの飯の質は急激に向上したらしい。確かに私が幼い頃と比べても確実にバリエーションも豊かになっているし、味も地上で食べるのと遜色ないくらい美味しくなっているように感じた。私たちにとっては大したことないことだけど、毎日ガンガントラック走らせてるドライバーさん達からすると嬉しい変化なんだろうなぁと思う。

 

食事の後に近藤さんがSAのソフトクリームをおごってくれた。

近藤さん『ここのソフトはエっっっライうまいねん。ほら、食え食え!』

私『いただきます。、、、う、うまい!!!!めっちゃうまいですねこれ!!』

近藤さん『せやろ、きっといい乳使ってんやろなーーー』

 

私が完食する前に近藤さんは二個目のソフトに突入。ソフトクリームを二つ、満面の笑みで頬張る強面の49歳はみていて滑稽で思わず笑ってしまった。

 

 

 

PM1:00

新静岡SAを出発。食後は眠くなるから寝ていいでー、と気を使ってくれる近藤さん、めっちゃ優しい人やん!!

 

近藤さんと完全に打ち解けた私、大阪に着くまでにいろんなことを話した。学校生活、勉強、部活、将来の夢、仕事論から女絡みの話(下ネタ含む)まで、本当にいろいろなこと。普段絶対他人には話さないようなことも、もう会うことはないと思うと話せてしまう。本当に貴重な時間だった。新幹線で行っていたら確実に味わえなかった時間。ヒッチハイクを選んで良かったと心から思った。

 

 

特に心に残っているのは近藤さんが語ってくれた人生論。

『人生楽して生きてこうと思ったらアカン。人生どっかで頑張らないとうまくいかないようにできてんねん。勉強にしろ、仕事にしろ、頑張ったら頑張っただけ成果は帰ってくるんや。社会は”一生懸命頑張る奴”にはけっこう優しいで。少なくとも俺は優しくする。逆にこの世の中、頑張れない奴にはとことん厳しいで。だから今は自分の”頑張れること”を見つけられるように頑張れや。世界は広いで。どっかに”頑張れること”ぐらい見つかるさ。俺は応援しとるで。頑張れやにいちゃん。』

 

 

熱い言葉に私は深く心を打たれた。自分の人生を頑張っているか?自信をもってYesとはいえない。いつか自信をもってYesといえるようになったら、また近藤さんに会いたい、そう思った。

 

 

 

 4、これが人生

PM5:30

楽しい時間はあっという間なもので、気付けばトラックは奈良と大阪の県境の坂道を走っていた。このトラック、上り坂は苦手らしく、近藤さんは『このくそったれがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああーーー』と叫びながらギアを全開にする。どうにか坂を登りきり、下り坂へ。この坂を下れば大阪府だ。近藤さんとの別れも近い。

 

大阪の市街地に入ると近藤さんの大阪案内が始まった。

『右に見えるんがあべのハルカスや、地上300Mもあるんやでー。でかいやろ?』

『左がおなじみ通天閣。ライトアップの色で明日の天気がわかるんや。今日は黄色だから明日は曇り。うーん曇りかぁ。晴れの方が良かったろ?笑』

『ここらへんが”なんば”いうて大阪の一番栄えてるとこや。東京でいうたら渋谷とかそこらみたいなもんや』

 

 

PM6:30

ついにトラックは目的地の心斎橋へ到着。プシューッッと大きな停車音をたててトラックは路肩に停まった。

 

『本当に本当にありがとうございました!近藤さんに会えて良かったです!』

『ワイもにいちゃんに会えて良かったでーおかげで道中退屈せんで済んだわ!あ、そういや名前聞いてなかったな。にいちゃんなんて言うん?』

『けんぼーって言います!』

『けんぼーか、またどっかで会えたらエエなぁ。頑張れよ!応援しとるさかい!』

『はい、頑張ります!!!!』

『ほな、さいならや!!』

 

がっちり握手をして、近藤さんと別れた。

素晴らしい人に出会えて本当に良かった。

 

 

 

出発からおよそ9時間、大阪に到着。

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ここから幾重の困難が立ちはだかりますが、詳しくはまた次の機会に

 

 

〜つつ``く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が世界を旅することに憧れる理由

中学1年の夏。
沢木耕太郎さんの名著深夜特急を読んだ時の衝撃は17歳となった今でも忘れられない。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)




家、学校、近所の公園。
当時、行動範囲が狭かった私は、この本を読んで世界は私の知らない物事で満ちているのだと知った。夜のマカオのカジノの喧騒やインドの物乞い、イランのバザールの客引き。


好奇心のままに次から次へとページをめくる。ページをめくるたびに新しい世界が目の前に広がる。第一巻目から、私は沢木耕太郎の見た世界の虜になっていた。



香港からロンドンまで、全六巻を一日で読了した。
そして"自分も沢木さんのように旅に出たい”そんな強い欲望に襲われた。私は一度衝動に駆られるとそれを抑えられない性分である。


しかし、現実問題として中学1年男子が1人で香港やデリーを旅することは困難であった。諦めをつけるのは辛かったがこればかりはどうしようもない。


この日以来、私は行動範囲を広げることとなった。ある日は隣町の大きな書店へ、またある日は自宅から20kmほど離れた国営公園へ。小学5年生で両親から買い与えられた少し小さな自転車を足にしていろいろな場所を回った。

そこには家でも学校でも近所の公園でも味わえない体験があった。目当の本が見つからず広大な書店を1時間歩き続けたり、帰り道が分からなくなり呆然としたり。いろいろな困難があったけどそれを乗り越えたときの達成感は決して単調な生活のなかでは味わえないのだと思う。




それから徐々に行動範囲を広げて行き、今では長野や伊豆箱根へ泊まりで一人旅に出るまでになった。旅に出るたびに新しい発見があるし、新しい出会いがある。今まで見たことなかったものがこの目で見れる、感じられる。
写真は箱根、芦ノ湖畔にて撮影したもの。







それでも私の”世界を旅すること”に対する憧れは変わらない。日本では決して触れることのない異文化、理解できない独特の風習や言葉。それらに触れずして私の好奇心は満たされることはないと思う。


"僕はきっと旅に出る。今はまだ難しいけど。”
スピッツの曲の歌詞にこんな一節がある。


17歳高校生。確かにバックパック片手に世界を旅するのは難しい。だけどその時に備えてできることは山ほどある。まずは1つ1つ、目の前の課題を取り除きながらその日を待ちたい。




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暇だから地下アイドルのライブ行ってきた

『もうチケット買っちゃったし、てか美優に友達連れてくって約束しちゃったし、頼む来てくれ!頼む!』


大のドルオタの友人Kがアイドルのライブに行くのを渋る私を必死に説得していた。
ちなみに美優っていうのはKの推しメン(簡単に言えば好きなアイドル)らしい。↓この子


まずツッコミたいのは私の同意が取れていないのにチケットを取るなという点、それからアテがないのに推しメンに友達を連れてくなんて約束するなという点、そしてそのネズミ講がまいの商法はモラル的にどうなのかという点である。

AKBとか乃木坂とかそういった類のアイドルのライブではなく、無名の地下アイドルたちのライブということで行くことは若干はばかられたが、まあいつも通り暇であったし、チケット代と夕食代は友人が負担するとのことだったので私はライブに行くことを決意した。

このような経緯で私はアイドルという未知の領域に足を踏み入れることとなった。元来、右も左もわからない場所に足を踏み入れるのは嫌いじゃない性分である。今回もなんだかんだで楽しみだった。


そして迎えた2/15、赤坂BLITZにて行われたアイドル大集合イベント
『GirlsBomb 〜バレンタインアフターパーティ〜』
に友人Kと2人で参加してきた。タイトルからアイドル色全開である。"Girls"と"バレンタイン"という私の対極に位置する言葉が2つも入っていて若干の恐怖を覚えた。

写真は会場赤坂BLITZの外観。キャパシティは1200人ほど。東京メトロ千代田線赤坂駅から徒
歩1分である。



pm5:00 頃
会場に到着しKと合流。入場。『バレンタインアフターパーティ』ということで入場時に係員からチロルチョコを貰った。こんなん何の慰めにもならんわ。イベントはpm3:30から始まっていたらしく、中にはすでにそれなりの数の人が入っていた。ロッカーに荷物を預け、ステージへ向かう。


pm5:15頃
ステージに入る。オールスタンディングなので適当に自分のポジションを見つけて鑑賞開始。Kいわく、初心者は左右で入口付近で見るのが良いとのこと。
盛り上がりは思っていたほどでもなく、割と秩序が保たれていた。ステージ上では『Pimm's』というグループが公演を行っていたので鑑賞。なんだか全力でキラキラしていて眩しかった。しかし、僕のような根暗人間には少々眩しすぎたかもしれない。慣れていないこともあって眼の焦点がいまいち合わない。(彼女たちにはなんの罪もないが)写真は『Pimm's』のメンバー。




pm6:00頃
友人Kの推しメン、吉井美優さんが所属するグループ『26時のマスカレイド』通称”ニジマスの公演が始まった。
写真上はニジマス全員の写真
下は吉井美優さん。うーん可愛い。





曲が始まると普段割とおとなしいKがまるで悪魔に取り憑かれたかのように叫びだした。

K『タイガーファイヤーサイバーファイバーダイバーバイバーッジィャーッジィャーッッー!』

私は驚きのあまり開いた口が塞がらなかった。一種の合いの手のようなものらしいが全くもって意味不明である。しかもこれを叫んでいるのはKだけでない。その周辺にいる観客もみな一様にしてこの呪文を唱えているのだ。不気味すぎる。集団催眠にかかったカルト教の信徒かよ。と思ったが何をされるかわからなかったので口には出さなかった。
しかし見ていて面白い。私はステージそっちのけでKとその周りにいるアイドルオタクたちを観察していた。


K『お前が1番ッ!お前が1番ッ!お前が1番ッ!美優っっっう!』

草食系男子が増えたこの時代においてここまでストレートに愛情を表現する彼はほんの少しだけカッコよく見えた。(嘘)


そうこうしているうちにニジマスの公演は終わってしまった。公演の最後に”撮影可能タイム”なるものがあったので写真を撮った。基本的に撮影は禁止なのでこういった機会は貴重である。


改めてちゃんとメンバーたちをちゃんと見てみると顔面のレベルが総じて高い。オタクではなくステージを見ておくべきだったと後悔。特にこの来栖りんさんが可愛いかった。

自撮りの角度とかハートマークとか、あざとさ全開であるがまあかわいいから良いのではないだろうか。




pm6:30頃
この時間になると観客の数もかなり増え、会場のボルテージも上がり始めた。
ステージ上では『天晴れ!原宿』というグループの公演が始まる。


かなりアップテンポな曲が多く、それにつられるようにオタクのテンションもアップしていった。会場の中央付近ではロックバンドのライブばりのモッシュ&サークルが起こっていた。ちなみにロックバンドのライブに行ったことはない。




『天晴れ!原宿』の自己紹介タイムである1人のアイドルが目に入った。
どこかで見たことある、、、、


名前を聞いて確信した。中学の同級生だ。
中学の時はおとなしいタイプだったと記憶しているが、なにがきっかけでアイドルになったのだろう。そういったことを考えるのが結構楽しかったりする。

pm7:00頃
夕食のため会場を一時離脱。このイベントは再入場が可能だったが、Kいわく再入場が可能なイベントは少ないらしい。


pm9:00頃
会場に戻り「drop」というグループの公演を鑑賞。トリから2番目ということで会場は人で溢れていた。写真が「drop」。
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この日は写真右から二番目の滝口ひかりさんが声帯の調子が悪いということで欠場していた。2000年に1人の美少女と呼ばれているらしいので生で見ることができなかったのが悔やまれる。しかしメンバーを欠く状況でも一生懸命歌って踊っていたし会場も大いに湧かせてくれた。



pm9:30頃
この日のトリを飾ったのはまねきケチャという5人組グループ。正直言って疲れがピークに達していた私は帰りたいという感情に支配されていた。
しかし彼女たちはそんな感情を吹き飛ばす素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。歌、踊り、ルックス、どれを取っても一級品だった。最後にトンデモナイものを見せてもらった。観客のボルテージも最高潮。


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特に素晴らしいのが写真右から二番目の藤川千愛(ふじかわちあい)さん。アイドルのレベルを超越する歌声を披露してくれた。なんでも祖父が演歌歌手で自身も幼少から歌手を目指していたらしく、歌を歌うためにアイドルになったらしい。
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顔もタイプ、ド・ストライク。握手会に通ってしまうオタクの気持ちがわかった。
機会があればぜひ握手会?のようなイベントにも行ってみたい。


総評★★★☆☆
大声で騒ぐことも出来るし、1人静かに鑑賞することもできる。楽しみ方は人それぞれ。自分は可愛い女の子を見る事で元気を貰えた。ただし長時間立ちっぱなしになるのである程度の体力と、それから異文化を受け入れる寛容さも必要である。できれば最初はKのようなアイドルに精通した人物と同行するのが望ましいかと思う。





かかった費用 約1000円
内訳 交通費1000円

ただし今回はチケット代2500円と夕食代1000円が友人のおごりだった。本来なら4500円はかかっているはずである。。





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暇だからお散歩してきた 〜東京タワー編〜

昨日は丸一日休日だった。

午前10時頃にのこのこと起床し、軽い朝食を摂ったのちに再びベッドに横たわり、ネットサーフィンに興じた。費やした時間は2時間。それによって獲得した情報は限りなく無価値であった。とてもジャンクな時間だった、と今となっては思うが、夢中になっているときにそれに気付くことができないのが、哀しいかな人間の性である。


『退屈を打破できる魅力的なコンテンツを発見し、それを読者の方々に提供する』
最初の記事で書いた通り、これが私がこのブログを書く目的である。が、それとは別に私的な目的がある。
それは、『魅力的なコンテンツを発見するために積極的に行動することによって、退屈な自分の生活をアクティブなものに変える』ことである。

起床からおよそ3時間。アクティブ要素は全くもってゼロである。

とにかく行動しなければと思い、カメラ片手に家を出た。行き先は、、、東京タワー。あの赤い電波塔が無性に見たくなった。

決断から行動までのスピードには自信がある。
それが良いか悪いかはさておき笑。




私の住む東京郊外から電車に揺られること約1時間、都営大江戸線赤羽橋駅に到着した。駅を出てすぐに目に入るお目当の建物。

タワーに向かって歩みを進める。周囲には梅が咲いていた。この日の東京都心の気温は5℃。まだまだ冬の盛りである。しかし春は我々が想像するより近くに潜んでいるのかもしれない。梅の花がそう思わせてくれた。

だんだんとタワーのふもとへ近付く。気付くと芝公園という都営公園に入っていた。そこからタワーを見上げるようにして撮った一枚。やはり期待通り美しかった。圧倒的であった。シンプルな鉄骨の組み合わせ、だけどその一本一本がしっかりと意味を持ち、それらが竣工から60年近く経った今日でも機能し続けている、それが美しい。現代社会に溢れるカタチだけの美を嘲笑うかのように悠然と立つその姿に、尊敬を抱かずにはいられなかった。

タワー中央部を切り取って撮影。中央部もかなり美しいフォルムである。

タワーを眺めていると、私の心のエモーショナルな部分が刺激される。前の記事の銭湯にしてもそうだけれど、私は”美しく年を重ねている”ものを見ると、なんとも言い表せない不思議な、しかし幸せな気持ちになる。




今の日本は”美しく年を重ねる”という文化が廃れてしまった気がする。老いに必死に逆らい、あがく人々、経年変化の味わいなど微塵も感じない欧風建売住宅が林立する異様な風景、大量生産大量消費によって早まり過ぎた流行のサイクル。市場は常に”目新しさ”で満ちている。


そんな事を考えながらぶらぶらと歩いている途中にこんな景色に出会った。

30年前までは普通に存在していたであろう風景。美しい日本の路地裏。ここに私は近年我々が失ってしまったものが隠れているように思える。皆さんはどう思うだろうか。

ブログ更新3回目にして早くも”暇つぶし”というテーマから若干逸れてしまったこと、どうかお許しください笑


潰した時間 7時間
かかった費用 ¥1100
内訳) 交通費 ¥1100


総評☆☆☆☆★
少し人生に疲れてしまった人、ぜひ行ってみてください。きっと東京タワーは万人を受け入れ、暖かく抱き締めてくれます。間違いありません。



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暇だから銭湯行ってみた

昔から銭湯が好きだった。

 

私が幼い頃、私の家族は日曜の夜に銭湯に出かけるのが習慣だった。自宅から徒歩1分という場所にそれはあったし、なにより適正規模のちょうど良い、日常の延長線上にある何かを提供してくれる家でも学校でもない場所、(スターバックス風?に言えば”第三の場所”)として機能していた。

しゃがれた声の番台のおじいさん、小さくてすぐに混雑する脱衣所、浴場に立ち込める湯けむり、湯がほどよく肌を刺す心地よさ、悠然とそびえる赤富士の壁画、そしてフルーツ牛乳。それら全てが私にとってエモーショナルな記憶となって残っている。

私が通った銭湯は決して特別な銭湯ではなかった。むしろ一般的であった。と同時に模範的であったようにも思う。

 

たかが週末の小一時間、何の変哲もない銭湯。しかし、そこでの時間が私たち家族に何か、円滑な一週間を送るために大切なものを与えてくれた、今となってはそんな気がしてならない。

 

そんな私が愛した銭湯は、私が12歳になる年の春、その歴史に幕を下ろした。それから一週間経たずして、毎日一心不乱に白煙を吐きだし続けた労働力の象徴、煙突が解体された。煙突のない元銭湯は、なんだかとても不恰好で、その不恰好さが銭湯が閉業したという事実をより一層私に痛感させた。

 

 

 

あれから四年が経つ。

気づけば銭湯には四年間一度も行っていない。

無性に銭湯に行きたくなった。

幸運なことに、私は暇な人間である。

よし、行こう。

 

 

迷いがないのが自分の長所でもあるし、短所でもあると思う。

 

 

そんなわけで、東京都立川市の銭湯『梅の湯』さんへ足を運んでみた。中央線、青梅線南武線多摩都市モノレールが乗り入れる多摩地方交通の要、立川駅の北口から歩くこと10分。住宅地の中にそれはある。

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 外観は一般的な銭湯よりやや現代的。失礼を承知で言えば某お好み焼きチェーン店の外観に似ている。だが日本的情緒は感じられる。良い。

 

さっそく入場してみる。

券売機でチケットを購入。

大人は¥460。思いつきで来てしまったのでタオル等は一切持ってきていなかった。タオルが¥50で借りられるとのことなのでお借りした。

 

 

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入場してまず目に入るのはこのロビーである。

壁一面を覆い尽くす漫画たち。

蔵書は10,000冊を超えているとのこと。もはや漫画喫茶のそれと大差ない。

スラムダンク』、『ONE PIECE』、『キングダム』など名作漫画がずらり。読みたい気持ちを抑えてまずは風呂へ。

 

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 梅の湯は二階建てになっていて、週替わりで一階の浴場と二階の浴場の男湯女湯が入れ替わることになっている。昨日は一階が男湯、二階が女湯だった。

 

写真は一階の浴場。

そこそこ広く、清潔感があり好印象だ。

 

 

いつもより少し丁寧に体を洗い(シャンプーリンス、ボディソープ完備)、いざ入浴。

まずは内湯。

やや熱めの湯がチリチリと肌を刺激する。気持ち良い。ジェットバスが付いている湯もあってかなりリラックスできた。

 

続いて露天へ。四方を高い壁に囲まれているので、露天というよりかは半露天といったところ。しかし吹き抜けになっているのでそれなりに開放感があり、これもなかなか心地よかった。

 

サウナにも入ろうと思ったが別料金がかかる(¥300)とのことで断念。内湯の寝転びタイプのジェットバスを安住の地と定め、ゆったりとした時間を味わう。

 

だいたい1時間くらいはいただろうか。銭湯で長湯するのはあまり粋じゃないとは思いつつもつい長湯をしてしまった。

 

湯からあがった後は漫画と戯れながらコーヒー牛乳を飲む。本当はフルーツ牛乳を飲みたかったのだが売っていなかったから仕方がない。

長湯で体が水分を欲していたので思わずイッキ飲み。あぁー、。思わず声が漏れる。至福のひとときである。

 

ONE PIECE最新刊を含む10冊ほどの漫画を読み、十分に英気を養ってから帰路へ。(特にその英気を使う場面もないのだが)

 

とても良い暇つぶしだった。

 

潰した時間 およそ3時間
かかった費用 ¥630
         ( 内訳 ) 入浴料¥460
                     レンタルタオル¥50
                     コーヒー牛乳¥120

 

 

総評☆☆☆☆★

フルーツ牛乳が売っていなかった点を除けばほぼ完璧だったといえる。値段もリーズナブルなのでまた訪れたい。

小一時間暇ができたのでちょっとサッパリしたいって人にも、半日暇だから漫画を読み漁りたいって人にも、自信を持ってオススメできる。