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暇人のバイブル

人生は退屈との戦いなのです

大阪、新世界で野宿した話(京都までヒッチハイクで旅してきたpart2 )

暇人高校生が東京から京都までヒッチハイクで行ってきた話のpart2です。
part1は以下を参照ください。

 

parallel16.hatenablog.com

 

 

 

2月23日 PM6:50
近藤さん(大阪まで乗せていただいたトラックドライバー)と別れてから、私は道頓堀へ向かった。その途中、私は考えた。
今日はどこに泊まろうか。

こんなに順調に、まさか出発から9時間で大阪まで来るとは思っていなかったので、宿は予約していない。

そもそも
23日 東京発。サービスエリア泊
24日 京都泊(予約済み)
25日 同上
26日 京都発。サービスエリア泊
27日 東京着

というスケジュールを見込んでいたので京都で2泊する分のお金しか持ち合わせていない。
この時点での所持金は¥13800。ここから京都での2泊分の宿代¥6800が引かれるので、実質所持金は¥7000である。

この¥7000から残り4日の食費、交通費、京都での拝観料を捻出しなければならないという非常に厳しい状況。
大阪でホテルに泊まる余裕などどこにもない。

 


しかたがないので大阪では野宿することにした。
もちろん人生で野宿など一度もしたことはない。不安はあったが、これも良い経験だろう。
そう自分に言い聞かせながら道頓堀へ向かう。

 

 


PM7:10
道頓堀に到着。

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平日だが、かなりの人で賑わっていた。ここで、大阪まで来られたという事実を噛み締める。大いなる達成感がわいてくる。しかし、旅はまだ始まったばかり。油断は禁物だと自分を諌める。

 

道頓堀周辺をぶらぶらした後、無性に通天閣が見たくなったので、通天閣のふもとに広がる”新世界”と呼ばれる場所へ向かうことにした。道頓堀から新世界までの距離は約3km。電車を使えばあっという間だが、お金がないのでここは歩くことに。

 

 

 

PM8:00

新世界に到着。

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うーん。この混沌とした”THE・下町”といった雰囲気がたまらない。

 

しばらく歩いていると串カツ屋の客引きが声をかけてきた。

『お兄さん、串カツどうです?串カツ?本場の味はちがいまっせ!』

 

腹はぺこぺこだったし、本場の串カツを食べてみたかったが、なんせお金がないのでここはぐっとこらえる。

 

しかし空腹はすでに最高潮に達していた。さすがに何も食べないわけにはいかない。何か安く、¥300くらいで満足に食べられる店がないか探して回る。

 

しばらくすると、”ジャンジャン横丁”といういかにもチープな飲屋街へたどり着いた。これはかなり期待できそう、と思った矢先、かけうどん一杯160円の店を発見。

(これなら食える!)

 

そう思った私は迷うことなく入店。そしてかけうどんを注文。

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たった160円だが、コシがあってとても美味かった。

 

 

 

 

PM9:30

腹ごしらえも済んだので次は寝床探し。再び新世界をぶらぶらと探索する。

 

道中にポルノ映画館を発見した私。日本にまだこのような建物が残っていることに興奮した。個人的にはこの映画が気になった

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タイトルは『巨根VS巨乳〜倒錯した塔愛〜』

 

男根と対決するのは膣ではないか?という疑問はあるが、それよりもサブタイトルの〜倒錯した塔愛〜が気になる。塔愛とはいったいどんな愛なのだろう。また、さりげなく韻をふんでいるあたりもそそられる。

そして通天閣のふもとなのになぜかポスターに描かれているのは東京タワー。ツッコミどころ満載である。狙ってボケているのか?そうじゃないのないのか?それすらも分からないあたりが好きだ。

ストレートで品性のかけらもないネーミングにも好感が持てる。成人したら観に行こうと固く誓った。

 

 

 

この映画館の近辺で野宿できそうなスペースを発見。人通りも少なく、絶妙に奥まったところにあるので、深夜徘徊の警察官に見つかるリスクも少ない。今晩の宿はここに決まった。

 

リュックサックを枕に寝転がってみると、アスファルトの冷たさがひしひしと伝わって来る。だがしかし、これに耐えねばこの旅の成功はない。そう思いひたすら寒さに耐え、必死に眠ろうとする。

 

"眠る”ということに力を注ぐなんてめったに経験できる事ではない。そうポジティブに考え、前向きな気持ちで床に入る。

何事もポジティブに捉えることが旅を楽しむコツだと個人的には思う。

 

PM11:00

就寝体制に入ってから30分

旅の疲れもあるから、どうにか寝られるだろう。

この考えがいかに甘かったか、身を以て痛感した。寒すぎて寝れないのである。気温は4度。眠れないのは当然といえば当然かもしれない。

 

リュックサックからありとあらゆる衣類を取り出して着込むことにした。

ヒートテックを2枚、セーター、パーカー。

ルックスはダルマみたいになってしまったが、おかげでかなり暖かくなった。特にヒートテックの効果は絶大だった。文明の発達に大いに感謝しながら再び寝床へ。

 

 

 

AM7:00

起床。全くもって熟睡はできなかったが、どうにか4時間くらいは眠れた気がする。

 

 

 

朝の新世界。大阪の誇る一大観光地も、さすがにこの時間は人影がまばらである。昨夜の盛りが嘘のようだ。

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朝食は昨晩と同じくかけうどん¥160。美味しいから問題はない。

 

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写真は朝のジャンジャン横丁。オールで飲んだのであろう酔っ払い達がうろうろしていた。

そんなに酔っ払うほど嫌な事でもあったのだろうか?それともただ単に酒が好きなのか?

すれ違う酔っ払い一人一人にも彼らが生きる”人生”がある。それはどんな人生なのだろう。波瀾万丈の人生か、それとも平凡な人生か、。そんな事を想像するのが旅の醍醐味だったりする。

 

 

 

今日はここまで!part3にもご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

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